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宇宙戦争

  宇宙戦争 

 

一体なんでまたスティーヴン・スピルバーグSF映画の古典とも言うべき「宇宙戦争」のリメイクなんかを・・・、と思った通の方もいらっしゃるはず。ところがこれが案外面白いのです。事情はパニック超大作「デイ・アフター・トゥモロー」に似ていて、特撮も確かに凄いのだけれど、ポイントが人間ドラマに置かれているところが、“吉”と出たようです。

 

 日本映画ですと、地震もあるし爆撃された体験もあるので、逃げ惑う人々という映像はしばしばスクリーン上に展開されます。しかしアメリカ映画の場合世界最強国家ですから、なかなかそういった事態が描かれることはない。もしかりに大災難が降りかかっても、科学の力で対抗する人々が描かれることが殆ど。

 

 ところがこの作品の優れているのは、一家族限定で物語が進行していく点。で、その一家のダメ親父に扮するのがトム・クルーズ 。前作「コラテラル」では本当に悪い男を演じていましたけれど、今回は必死こいて逃げまわる役を熱演。それにしてもエライですよね、気取ったスターならアホらしくてやらないようなことも大真面目で演じきっている。その彼の芝居のおかげで、どう考えてもレトロSFにしか見えないマシーンも真実味が増してくるのです。これは彼と共演した役者が揃って賞を獲得する現象に似ていなくもない?

 

 もちろんこの作品が優れている要因のもう一つは秀才監督と呼ばれている(かつて淀川長治氏が言ってました)スティーブン・スピルバーグ の力量でしょう。過去の作品を料理することなんて彼の得意分野でしょう。なにせ我々とは格段に違う映画の知識で溢れているわけですから。その辺は「レイダース/失われた聖櫃」 とか「プライベート・ライアン」 とかをご覧になれば良くお分かりになるはず。どちらもオリジナルですけれど、映画のネタとしては冒険活劇、戦争映画 ですから学ぶべき傑作は映画の歴史の中には山ほどあるわけです。

 

 執念の一作とか完全オリジナルという作品になると、あまり上手くいかない巨匠ですけれど、その知識を駆使して臨むリメイクは半端なマニアなど足元にも及ばない才能を秘めているのがスピルバーグなのですね。 大コケすると思いきや、かなり見応えのある一品イケます、悪くないです。

 

現在(7/13/2005)公開中
オススメ★★★★☆

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関連作

 デイ・アフター・トゥモロー

 

 最新VFXを駆使して人類が滅亡するのでは?という迫真の映像は圧巻でした。「日本沈没」も「ディープインパクト」も真っ青です。しかし肝心なのはやはり人間ドラマということで、息子を救うべくカチカチに凍ったニューヨークへ赴く主人公の姿に魅せられてしまいます。演じたデニス・クェイドはさすがでしょう。
オススメ★★★☆☆

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  プライベート・ライアン

 

 冒頭の激しい戦闘シーンはホントにびっくりする。飛び交う弾丸をCG映像を駆使して観客の目に焼き付け、音響効果の追い打ち。劇場で縮こまったことをよーく覚えています。とても女子供の観るもんじゃない。秀才映画監督 スティーヴン・スピルバーグ 戦争映画 の巨匠と呼ばれるサミュエル・フラーの“教え”を忠実に戦闘シーンに出現させた。

 

 その“教え”とは「1、だれかが撃たれても、けっして戦闘をやめるべからず。ほかにどうすることができよう。2、死に瀕したGIが札入れをひっぱり出してフィアンセの写真を眺めることなど、決して許すべきではない。そんなことはついぞ起こったためしはラないのだ。3、兵士たちはうす汚れ、疲労し、不精髭を生やすべし。前線にいるとき、人は髭など剃らない。5、俳優に過剰な演技をさせるべからず。戦争映画において80%の俳優達は大根である。彼らは兵士たることを望んでおらず、ただいい恰好をしたいだけなのだ。6、俳優達には新兵同様訓練期間を与えるべし。甘やかしは禁物」。

 

 殆ど全てを履行、やらされた俳優はたまったもんじゃない。トム・ハンクス もよく付き合うよ。後半スピルバーグの趣味を満足させる市街戦が展開。ナチは憎んでも、帝国主義が産み出すプロダクツ=タイガー戦車が好き。永遠の少年心男はやりたい放題の死闘を展開。力入ってたもんなぁ。確かライアン二等兵(マット・デイモン)を助けるってストーリーだったハズだけど、スゴイ戦闘シーンしか記憶にない。映画史に残る壮絶な戦闘シーン映画です。
オススメ★★★★☆

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