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機動戦士Zガンダム星を継ぐ者

機動戦士ガンダムz  機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者 

 

 今を去ること20年前、毎週釘付けになって見ていたのを良く覚えている。あのガンダムの続編ですから、半端なものを作ると途端にうるさいファンがいっぱいいましたものね。もちろんそんな連中を黙らせるためにもシャアとアムロは引き続き登場しているわけです。この劇場版の恐ろしいのは2人の見せ場はふんだんに用意されているのに、肝心の主役が結構おざなりにされているような・・・。

 

 で、ガックンの主題歌から始まるこのいかにもTVシリーズを映画化しましたって作りに妙に感無量。元々劇場版長編アニメーションのはしりは「宇宙戦艦ヤマト」 で、TVシリーズをかいつまんで編集し、劇場で上映していたという代物。それは「機動戦士ガンダムT」もそうで、それが回を追う毎に新作部分が付け加えられて見栄えも変わり、印象が良くなるという寸法。「機動戦士ガンダムVめぐりあい宇宙」ではかなりの部分がリニューアルされていて見応え十分。アニメの描写能力は年々向上していったのです。

 

 ファンはとにかくうるさいですからね。べらぼうに長いTVシリーズですから、三つに区切って順次上映は以前のスタイルと同じ。次回がホントに楽しみ。今回は序章編でガンダムMKUが主役、タイトルになっているΖガンダムは未登場。キャラクター的には本来の主役であるカミーユ・ビダン君を差し置いて、シャアとアムロが出張ってきている。

 

 昔から観ている者としては大変に嬉しいサービス、というかまさか後半かなり作り変えちゃうんじゃないだろうかと思ったり。だって途中までは面白かったTVシリーズですけれど、実は後半展開がダレダレで見ていませんでしたから。古いシリーズのキャラの主役2人だけでなく、ハヤトとカイの見せ場が付け加えられていたのには大感激。実はオリジナルにはなかった部分あり!!(オタク心をくすぐる名シーンですな)。

 

 そもそも前作のガンダムを上回る“屁理屈”で埋め尽くされていた“大人向け”の部分をスッパリと切り落として、結構ダイナミックなシーンをクローズ・アップ。特に“ジャブロー侵攻作戦”は前半の見せ場ですからね。お約束の“大気圏突入”もあるしイケます。あれやこれやと言い出せばきりがないΖガンダム、次回はこの作品のヒロイン“フォウ・ムラサメ”が登場、サブ・タイトルはなんと“LOVERS”なんだって。同じ日に観たアカデミー賞作品「ミリオンダラー・ベイビー」 より面白かった。

 

現在(5/30/2005)公開中                                  
オススメ★★★★☆

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関連作

 機動戦士ガンダムT機動戦士ガンダムT

 

 TVシリーズの短縮版。しかしかいつまんで見るにはうってつけの一品。親が造った関係で、マニュアルを読んでいたため、乗った途端に敵をやっつけてしまい、以後パイロットにされてしまう羽目になるアムロ・レイ。ネチネチと迫り来る宿敵シャアと戦いながら地球へ降下。大気圏突入が死ぬ思いというシーンが印象的。
オススメ★★★☆☆

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 機動戦士ガンダムU機動戦士ガンダムU 哀戦士

 

 リュウ・ホセイ、ランバ・ラル、マチルダさんと有名なサブ・キャラが死んでいくのを見せられて、良くも悪くもアムロが戦闘員となっていくパートU。サブタイトルが語るように、哀しい戦士の描写がより大人向けっぽい雰囲気を強調。実際大人になって見てみると、戦争の悲惨さを見事に描いているなと感心。付け加えられたシーンもありでクォリティ・アップ。
オススメ★★★☆☆

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 機動戦士ガンダムV 機動戦士ガンダムV めぐりあい宇宙

 

 この作品の画期的なところは「宇宙に行った人間が、進化して超能力を持つかもね」という仮説が示されるところ。そのニュータイプ・ナンバー・ワンのアムロは第三部で俄然大活躍。後ろの敵まで見えてくるし、敵とテレパシーで通い合ったりしちゃうしで、最終章はかなり激しい展開。しかし親とも別れ、陰惨な戦争を経て、行き場のないように見えた主人公アムロに“帰る場所”があった!というラストは何度見ても感動。
オススメ★★★★☆

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